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								JAPANブランド育成支援事業「JAPANブランドExhibition」 
								  
								   
								美術系学校が一堂に会する「学生作品展」  
								   
								公式DOGは34,000円  
								   
								スピーカーのプロトタイプ  
								   
								ギアのような時計が楽しい  
								   
								モバイル機器の充電器などをまとめる「Rafflesian」 
								 
								  
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								10月31日、東京・青山の明治神宮前で、今年も国内最大規模のデザインイベント、「東京デザイナーズウィーク」が開催された。 
									 
									22回目となる今年は「地球を愛す・人を愛す・モノを愛す」をコンセプトに、世界20ヵ国から1,000を超える企業、学校、ショップ、そしてデザイナーが集った。主催者側は10万人の来場者を見込んでいる(昨年は74,840人)。 
									 
									会場は、入場口を入ってすぐ右側に、まずドイツ、スイス、オーストリアなどで展開するファッションアクセサリーの見本市「BLICKFANG」。その隣に、日本各地の伝統的な素材や技術を核に世界に通用するブランド確立を目指すJAPANブランド育成支援事業「JAPANブランドExhibition」が並ぶ。そしてメインの特設巨大テントがロンドン発のコンテンポラリーデザイン展「100% Design Tokyo」、他にもコンテナを利用した産学コンテナ「CONTAINER GROUND」、その屋上では学生たちの祭典「学生作品展」も行われた。 
									 
									JAPANブランドはさすが日本デザインの底力を感じさせる展示内容だ。また学生作品展も興味深く、次世代デザインへの期待を持たせる元気さが頼もしい。 
									 
								 
									なかでも今年で3回目の100% Design Tokyoは圧巻だった。会場規模は昨年の1.5倍に拡大され、国内外から約150のデザイナー、企業が参加した。出展規模もそうだが、なによりさまざまな出展物そのものにパワーを感じた。 
									 
									会場内の各ブースには実際の商品も展示販売されているが、出展物の多くはプロトタイプや製品化前の段階のモノであり、その分、デザイナーの想いをダイレクトに発信してくる。 
									 
									日用品、インテリア、雑貨、家電など、それぞれのプロダクトが生き生きとその存在を主張していたのが印象的だった。 
									やはりデザインはプロトタイプが一番熱いのかもしれない。 
									 
									プロトタイプが実際の商品となり店頭に並ぶ時、いくぶん熱が冷めてしまうのは何故か。デザイナーである出展者たちは、消費者に対して、作り手の想いをきちんと受け止める気持ちの豊かさを求めているようにも感じられた。 
								
								
								
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