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編集後記

このページでは、編集後記や編集部からのお知らせを掲載していきます。

▼2025年2月1日

1月は冬休み明けで就業日が少なく、2月はそもそも3日足りない。そんな中、DF2025を校了しつつ、新規の「書と文字の年鑑」の立ち上げ準備に追われ、次のJC2025もまもなく始まる。Webコンテンツはコラムを月8本更新しているし、外注仕事も仕込んでいる。プライベートでは3月にオヤジバンドのライブが控えていて、他にジャズのトリオも練習しなきゃ。ということで、書き出してみたらなかなか多忙な日々だけど、2月は書と文字の年鑑とJC2025にパワーを集中させます! (森屋)

先日、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(近藤亮太)を観にいきました。第2回日本ホラー映画大賞で大賞を受賞した、同名短編映画の長編版です。観ているときから、考察が頭を駆け巡る非常に楽しい作品でした。これまでのホラーの潮流に乗った正統派の雰囲気もありながら、感想や考察のぶつけ合いが活発に起こる様子をみていると、SNS時代を活かした現代のホラーという感じがします。近藤監督は、「イシナガキクエを探しています」や「飯沼一家に謝罪します」(TXQ FICTION)という、こちらもまた考察しがいのある恐ろしい作品の制作にも関わっておられます。“考察したくなるホラー映画”は考察させるポイントを用意し、考察するように誘導することで観客をスクリーンに取り込むという恐ろしいシステムですね。私はまんまと取り込まれています。(二宮)

▼2025年1月1日


2025年、あけましておめでとうございます。新年なのでpdwebについて少し振り返ってみようかと思います。
pdwebは2007年にスタートしたので、18年目になります。おかげさまで地味に細々と続いております。執筆者、読者の皆さまには心より感謝申し上げます。創刊当時はインタビューや事例記事、イベント取材など行っていたのですが、2019年頃からコラム主体となり現在もそのスタイルが続いています。ニュースなどに関しては他メディアがあるので、pdwebで取り上げる必然性が薄れていました。またインタビューが途切れたきっかけの1つにコロナ禍による自粛があるのですが、その前から日本プロダクトの輝きが失われつつある気配を感じていました。端的に言うと、当時、これはぜひ話を聞きたいという魅力的なプロダクトとの出会いが少なくなったのです。それは外国産製品の低価格化や品質向上、ネット販売の隆盛と無関係ではないかもしれません。今年は気持ちも新たに、日本の素晴らしさの再評価を行いたい、そんな年にできればと思います。(森屋)

新しく編集スタッフになった二宮です。これからよろしくお願いいたします。ホラー全般が好きで、最近は「日本ホラー映画大賞」第1回受賞作品を観ました。知らない監督や脚本家の方々が撮った作品なので、Jホラーなのか、ジャンプスケアなのか、ヒトコワなのか…“観てみないと分からない”という状況に一番恐怖を煽られました。第2回も配信されているので、観るのが楽しみです。(二宮)



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