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このページでは、編集後記や編集部からのお知らせを掲載していきます。 ▼2018年12月1日 ●私生まれたのが先の東京オリンピックの年で、6歳のときに大阪万博だったんです。歴史は巡るにしてもほどがあるだろう!太陽の塔はどうするんだ! そういえば先日CDコンポ売り場通りかかったら、SONY、PANASONIC、YAMAHA、TOSHIBAが20年前の各社テイストを見事継承しつつのデザイン合戦状態で、笑っちゃいましたよ。プロダクトデザイン、ふふふ。(片山) ●映画「ラッキー」での、"王の気高さとおばあちゃんの優しさがある"という、100歳のリクガメを飼っている主人公の友人のセリフが気に入り、ずっと飼いたいと思っていたのですが、ついに実現しました。ミシシッピニオイガメで名前はMuddy(マディ)。性別は大きくならないと分からないとのこと。人間の顔が分かるようで、近づくと寄ってきてとても可愛いです。(野口) ●さて、2018年も残り1ヶ月、現在2019年からの新コンテンツを仕込中です。pdwebは「モノ作り系デザインサイト」として11年。専門領域の媒体なので一般的なWebサイトのようにアクセスで競えるわけではないのですが、わずかずつながら、右肩上がりで推移しています。改めて過去コンテンツを眺めてみても、「面白くて役に立つ」コンテンツを蓄積できたかなと自負しています。これからも微力ながら読者の皆さまのお役に立てるようなコンテンツを発信していきます。よろしくお願いいたします! (森屋) ▼2018年11月1日 ●とある用事で台湾を訪れ、台南と台北に新しくできた、いわゆるデザイナーズ系のホテルに宿泊したがどちらもコンパクトなボリュームの中に必要な要素を巧みに組み込み、さらにデザインの力で狭さを感じさせない快適な空間を作り上げていた。AirBnBなどへの対抗もあるだろうが、グラフィックデザインにまで気を配った施設に泊まるのは、十分に価値のある体験だった。(大谷) ●世の中のデジタル機器が薄ぺったくなっていくのかと思いきや、デジタルガジェット好きの夫がatomという厚ちっちゃいandroid端末を取り寄せて使ってみている。切手大画面でも液晶の解像度が高ければ読めるし、頑丈そうだし。久しぶりの筋肉ぷりぷりデザイン。テクノロジーの進化とのタイミングもあるけど、作ってみると意外とアリなんだなあ。スマホのサイズが小さく揺り戻されるの楽しみ。(片山) ●フェルメール展に行ってきました。チケット事前購入制だったのですが、いざ行ってみると20分待ちでした。チケットはやや割高ですが、音声ガイドが無料でついてきました。普段は音声ガイドを使用しないのですが、意外と楽しめたので、今後はもっと活用していこうと思います。会期中に1点作品が入れ替わるようなので、再度訪れます! (野口) ●pdweb.jpは2007年に創刊して、早11年。デザインの世界、表層は変わったけれど、本質は変わらない…という言い方もできるし、表層とともに本質も変化しているのかもしれない…あるいは表層も本質もないのかもしれない…と堂々巡りをしてしまう。そんなわけで? ここ数年間忙しさを言い訳にサボっていたインタビュー記事を、2019年からマジメに行おうかと思っている。 そうそう先ほど”2018年度グッドデザイン大賞「おてらおやつクラブ」(貧困問題解決に向けてのお寺の活動)に決定”というリリースが届いた。 http://www.g-mark.org/activity/2018/results.html 同時に金賞、グッドフォーカス賞なども発表。各賞受賞者の皆様おめでとうございます。 さて、pdwebではpdwebなりのモノサシで、ナイスなデザインの製品のインタビューを行っていきたいと思っています。(森屋) ▼2018年10月1日 ●最近、YouTubeで、懐かしい映像を発見した。1977年にカリフォルニア州パサディナのローズボウルで開かれた、フリスビー・ワールドチャンピオンシップの模様が写っているショートフィルムだ。自分も、フリスビーは小学校5年生から始めて、高校のときに関東大会の滞空時間競技で優勝したり、’70年代後半には、留学先のアメリカ中部の大学の代表として彼の地の8大学対抗競技大会に遠征し、この映像にも写っている女性チャンピオンのモニカ・ルーと直接会ったこともある。ちなみに、近頃、テレビで目にする機会が多いスポーツライターの小林信也さんは、かつてのフリスビー仲間で、よく代々木公園に集まってはフリースタイルやフリスビーゴルフを楽しんだものだった。(大谷) ●コラムにも書いたのですがGoogleHomeなんて欲しいと思ってなかったのに、いざ手に入るとなかなか面白く前向きな気分になって、こうしてイノベーションがうちにやってくるのか、親世代でも使えそうと思いました。あとは一昔前のホームサイズ32インチの4K/8Kテレビの新製品を待っております。家電メーカーの皆さまよろしくお願いいたします。(片山) ●編集部にはギター、ベース、ウクレレや電子ピアノなどさまざまな楽器があります。最近マンドリンが届いたと思ったら、今度はカリンバが届き、どんどんマニアックになってきています。何故かこの2年間で音楽のスキルが磨かれました。(野口) ●来春発売予定の「デザイナーズFILE 2019」のお申込み締め切りは10月5日(金)です。”口紅から機関車まで”プロフェッショナルなデザイナーの皆さんの最新の作品をお待ちしています! 詳細、お申し込みは以下のURLよりお願いいたします。 http://www.pdweb.jp/editorsnote/df2019.shtml 補足というか蛇足かもしれませんが、、、Web全盛の世の中ですが、さまざまなメディアの中でも書籍は代替の利かない特別な存在だと思っています。長年、紙とWebの両方で編集者やっていますが、書籍が完成した時の達成感は格別です。(森屋) ▼2018年9月1日 ●8月のメイカーフェア・トーキョーに、初めてソニーのMESH愛好会の一員として作品を出展した。MESHとアマゾンのEcho Dot、そしてダイソーのスチロール性マネキンヘッドを組み合わせて、耳と口を動かしながら応答するスマート・トーキングヘッドである。メカ部分は、オフシーズンで安く売っていたダンシングサンタの中身を流用。会場が混雑し始めてからは、電波状況の関係でEcho Dotのネットワークがつながらなくなったものの、いわゆる電子工作なしにこのようなものが作れるという点で、一定の評価が得られたと思う。9月から、このスマート・トーキングヘッドは、東京の大田区にあるFab施設「おおたFab」の受付として活躍することになったので、ご興味のある方は、ぜひ覗きに行ってみてください。(大谷) ●モノ作りの人必見と勧められた映画「カメラを止めるな!」面白かったです。ネタバレにならないよう詳細は書きませんが、個人的には伊丹十三監督映画っぽいと思っていたらシン・ゴジラに似ているという人もいるそうで、現場みんなで段取り手順とっさの判断系ということか。まあ勢いでさっさと観ておいてよかった、ぽん。(片山) ●一生に一度は挑戦したいと思っていた富士山に登ってきました。天候に恵まれ、その日のために購入したPLフィルタ(MARUMI 52mm DHG サーキュラーP.L.D)が大活躍! 編集部が最近多忙でまだ画像を確認できていないので、週末にしっかりレタッチしようと思います。(野口) ●8月の個人的トピックスはマンドリンを買ったことでしょうか。弦楽器はギターから始まり、ウクレレ、ベース、そしてマンドリンまできました。あとはバンジョー、ラップスティール(これもギターの一種か)もいつかはチャレンジしたい。ちなみにマンドリンはバイオリンとチューニングが一緒なので、マンドリンが弾ければバイオリンも弾けるはず?(笑)。(森屋) ▼2018年8月1日 ●しばらく前にクラウドファンディングで支援した光造形タイプ(DLA)の3Dプリンタ「SparkMaker」が届いた。スマートフォン用のLCDパネルを流用して2万円台までコストダウンを図っており、レーザー光を用いるSLAタイプの製品と比べて水平方向の解像度は劣るとされているものの、個人での利用には十分な仕様を備えている。これで、サイズが大きく強度の必要な造形物は樹脂積層、精度が求められる小さな造形物は光造形を使い分けられる環境が整った。(大谷) ●暑すぎて好みが変わったのか、今年の夏は買ったけど10年以上寝かした洋服たちが気分にぴたりとはまっています。真っ赤な麻のシャツのボタンを付け替えたり、オーバーサイズのTシャツの袖をたぐったり、80年レトロ気味。(片山) ●お台場「チームラボボーダレス」展に行ってきました。プロジェクションマッピング のようなものだと思いきや、さまざまな仕掛けを駆使して、光と映像を体感できる大人も子供も楽しめるエンターテインメント空間でした。ミラノ万博の日本館で働いていたので、当時の展示を観てノスタルジーに浸っていました。(野口) ●ここ数年、夏は柄物の半そでシャツを着ていたのですが、なんとなく気分を一新したくなり、昔着ていてずっとタンスの奥にしまっていた白系の半そでシャツを数枚引っ張り出してきている。と、ふと上の後記を見たら、偶然にも片山さんも同じような気分だったらしい。(森屋) ▼2018年7月1日 ●一部で人気のマイクロドローンを利用した室内FPV(一人称視点)レース、「タイニーフープ」の集まりに参加してきた。飛行体なのでFabできる要素はミニ四駆などに比べて限られるが、猛者はフレームまで自作するようだ。ハンダ付けして搭載する超小型カメラや、そこからの映像を受診するアナログVRゴーグル(Wi-Fi接続では伝送遅延が起こり、レースでは実用にならない)まで揃えると3?4万円コースになってしまうが、ドローン単体ならば2,000円程度。このジャンルは、やはり何でもありの中国が強い。(大谷) ●先日Kさんに遭ったら紙巻きタバコを吸っていたので"渋いですねえ"と言ったら"紙巻きの方が割安だし、いちいち巻く作業するから本数減るし、いいんですよ。電子タバコか紙巻きの二極化してますよ"と言われて半信半疑でしたが、今日市ヶ谷のコンビニの1コーナー丸ごといろんな紙巻きタバコ売ってて、本当だとびっくり。紙巻きの儀式っぽい仕草は雰囲気あっていいですね。(片山) ●プーシキン美術館展に行ってきました。フランスの風景画ということで、モネやルノワール、セザンヌの絵を期待して行ったのですが、今まで名前を知らなかった数名の画家の作品に案外惹きつけられました。とりわけ、エドゥアール =レオン・コルテスの「夜のパリ」は、人工照明に移行した頃のパリの通りを描いたもので、夜の通りと照明の強いコントラストが、その時代でしか味わえないであろう感覚を表現していて印象に残りました。(野口) ●前からその気はあったのだけれど、例えば製品となってでき上がったモノより、それを作った人や環境の方に興味がいってしまう。もちろん成果物に何かを感じたからこそ、その背景を知りたくなるわけで、その傾向は強まる一方だ(笑)。これは手作りバンザイというだけの話ではなく、メジャー製品も同様だ。例えばAKBグループからも坂道グループからも、あのプロデューサーの顔が見えるように、コンセプトと品質管理が徹底していれば、作り手は見えるもの。そういえば最近のスマホからは人が見えないなあ。世の中、ユニバーサルデザインとかグローバリゼーションだけではつまらないですね。(森屋)
▼2018年4月1日 ●2017年の編集後記のバックナンバーは以下まで http://pdweb.jp/editor/2017_index.shtml ●2016年の編集後記のバックナンバーは以下まで http://pdweb.jp/editor/2016_index.shtml ●2015年の編集後記のバックナンバーは以下まで http://pdweb.jp/editor/2015_index.shtml ●2014年の編集後記のバックナンバーは以下まで http://pdweb.jp/editor/2014_index.shtml ●2013年までの編集後記のバックナンバーは以下まで
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