product design WEB Design Competition 2008  
pdWEBデザインコンペ2008明日のカタチ、生きたカタチを求めてロゴ
エントリー作品ファイル
リード
 ※作品に興味を持たれた方や企業は編集部までご連絡ください。編集部より応募者に連絡いたします。
 
 
 ●エントリー作品No71−90    1−17 18−30 31−50 51−70 71−90 91−110 111−119

   No71 「メモリバコ〜思い出の小物を写真と一緒に〜」  
   
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李 威震/兵庫県神戸市
使用ツール:Photoshop CS2、自作パソコン

○あの海辺の貝殻、記念のバッジ、初めてのデートで飲んだワインのコルク。大事な思い出だけど、保存場所がないから仕方なく捨ててしまった小物は誰にもあるだろう。それとその場で取った写真と一緒にメモリバコに入れましょう。箱に写真も記念物も入っているから、一緒に見られて思い出が倍増。時々パカッと開けて小物を手にすれば、あのときの記憶がもっと鮮明によみがえる。
このメモリバコは通常の写真立てをベースにしたから、普通の写真立てとしても使える。箱のある部分はネオジウム磁石でベースに固定し、しっかり閉じた空間ができる。箱の状態で厚さもあり、支えがなくても安定。小物入れとしても使っても機能する。また、箱状態では表のフレーム部分に凹みがある。そして裏のフレームに膨らみがあって、それらは同じ角度で傾斜しているから複数のメモリバコを重ねる時に自然にはまり、スタックは安定する。
使い方
 
 
   No72 「[Reflection]〜記憶のカタチ〜」  
   
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李 威震/兵庫県神戸市
使用ツール:Photoshop CS2、自作パソコン

○ダイアリー。それは生きていた人生の証。その記憶はどんな形をしているか。ページを透明にすることより、その1枚1枚の積み重ねは有機的な模様に映し出される。
このダイアリーは世界に1つしかない、あなたの生き様のカタチを[反映]する。
 
 
   No73 「HOUKI Guitar」  
   
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斎藤 嵩/東京都台東区
使用ツール:Rhinoceros、3ds Max、Illustrator、Photoshop

○「子供の頃きっと誰もがやったことある、掃除の時間ホウキを片手に…」。
すべてのことを精一杯楽しもうとし、どんなことでも遊びに変えてしまう力が子供にはある。そんな感覚をちょっと持つだけで毎日を少しラクで楽しい目線で見ることができるのではないだろうか。
ホウキは大抵人目のつかない場所にしまわれているのではないでしょうか。部屋にインテリアとして置いておきたくなるものとしてこの「HOUKI Guitar」を考えました。

 
 
   No74 「SPHERE」  
   
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三浦喜世/兵庫県明石市
使用ツール:Shade 5、Illustrator 10、Photoshop 6

○「木」と「水」で起き上がりこぼしのようにバランスを保つ一輪挿しを作ります。
伝統的な侘び寂び。一輪の花。そぎ落とされた単純な美。自然を大切にする文化。空っぽでは成り立たないし、容器がなくても成り立たない。余分なものは含まず、ただ花を生けるためだけに集められた素材。
恋人や家族、友人。大切な人に絶妙なバランスを保つ一輪の花を贈るのって、おしゃれだと思いませんか?

 
 
   No75 「emotional shadow」  
   
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三浦喜世/兵庫県明石市
使用ツール:Shade 5、Illustrator 10、Photoshop 6

○足や手を曲げると椅子になり、棚受けになり、1枚の板を曲げてツクラレル影が、さまざまにオブジェとして機能します。
影が人につき従う? 人が影にひっぱられるようにかたちづくられる? 隠された人の心が影に反映されたりして…影からつくられる空間に興味があります。
 
 
  No76 「食べかけを意識したお皿  
   
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栗山知奈美/大阪府八尾市
使用ツール:Illustrator

○階段状になっているお皿です。スーパーで買うお刺身の発砲トレーが上げ底っぽいので、こういうお皿があっても面白いかも? と思いました。
個人的にお刺身を食べる時は、醤油とワサビはやや控えめにしたい方なので、醤油皿が習字に使うすずりのようになっていれば味の調節がしやすいのになぁと思います。お箸も、箸置きや普通の醤油皿に立て掛けると、お箸に残った醤油が手元に向かって流れてくるのが気になるので、お皿本体に箸置き用のくぼみも付けました。ただし右利きの人向けになってしまうので、要望があれば醤油皿と箸置きトレーを取り外せるようにすれば、左利きの人にも対応できて、単品で使いたい時にも便利だと思います。焼肉やギョーザでも使えるようにシンプルにしました。
なんとなく商品の陳列棚にも見えますが、手先の器用な人ならこの階段状を利用してそうめんを流れる川に見立てて、もみじの葉っぱを添えたりするといい感じになりそうです。
 
 
   No77 「足湯たんぽくん」  
   
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栗山知奈美/大阪府八尾市
使用ツール:Illustrator

○足が冷える人向けの足湯たんぽくんです。小さいヒーターは消し忘れや換気が心配ですが、湯たんぽなら安心、省エネでおサイフにも優しいです。
会社だと上半身ばかり暖かくなり、女性は膝掛けが手放せません。会社の床に直接湯たんぽを置くのも抵抗あるので、足専用のものを考えました。発泡スチロールのケースで本体の下半分を被うことで、温度低下を緩やかにし、また、自宅以外の場所で使用する時の保護ケースにもなります。
 
 
   No78 「novel house」  
   
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橋本崇秀/兵庫県神戸市
使用ツール:Shade 8

○寝る前に読む文庫本を一時的に収納しておけるモノがあればいいなと思いました。しかし、従来のマガジンラックでは大きすぎるように思え、文庫本に適したサイズの棚を考えました。文庫本がたくさん住める、そして大きすぎないサイズの家になりました。読みかけのページを開いて置ける屋根もあります。
この「novel house」で就寝前の読書タイムが楽しくなればと思います。

 
 
   No79 「Butter Knife」  
   
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橋本崇秀/兵庫県神戸市
使用ツール:Shade 8

○『切る』ことも考えたバターナイフです。
料理をしていると大きな塊でバターを使いたい時があります。しかし、従来のバターナイフは『削る』ことを念頭に考えられています。そこで、『切る』ことも気軽にできるバターナイフを考えました。
 
 
   No80 「UP SIDE DOWN」  
   
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青田龍二/京都府京都市
使用ツール:Shade 7、Photoshop CS2

○一輪挿し、花束兼用のフラワーベース。ひっくり返して使い分ける。花を生けようと思ったとき意外とボリューム感の合う花瓶がなく、一輪挿しは飲み物の空き瓶を代用したり花束はバケツや洗面器の中でディスプレイされずにいることはないだろうか。
一輪挿しは挿すことにより三角形を構成し安定感を生み、一輪の美しさを際立たせる。花束は生けることにより間口が広がり、よりゴージャスに見える。
 
 
   No81 「Sanserif/コンパクトオーディオ」  
   
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松浦健二/広島県広島市
使用ツール:Shade、Illustrator
http://www.kenjimatsuura.com

○スピーカー中心のオーディオを考えたら、自然にこの形が生まれました。飾りのない(Sanserif)シンプルなコンパクトオーディオ。CD、チューナー、シングルスピーカーの一体型ユニットと、独立した2つのサブスピーカーで構成。メインスピーカーは、フルレンジ型を使用し上下の角度調節が可能、後部にバスレフ用の穴があります。サブスピーカーは、縦、横、吊り使いが可能。カラーは、ブラックとシルバー。
詳細
 
 
   No82 「ダイヤル・メモリー」  
   
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田崎剛宏/茨城県守谷市
使用ツール:SOFTIMAGE|XSI、Maxwell Render/AMD Athlon 64 X2 Dual、3GHzメモリ、NVIDIA GeForce 7800 GT

○アナログ的な操作を加えることで、所有者のこだわりを表現したアイテムを考えました。ダイヤル部はパスワードとなり、保存情報の復号化を行いますが、機構的に解除しているのではなく、USB内部のソフトウェアにより解除しています。
 
 
   No83 「チェア・デスク」  
   
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田崎剛宏/茨城県守谷市
使用ツール:SOFTIMAGE|XSI、Maxwell Render、AMD Athlon 64 X2 Dual、3GHzメモリ、NVIDIA GeForce 7800 GT


○椅子は机の付属品ではなく、椅子こそ主役というコンセプトで考えました。机に当たる部分は椅子に付いているフレーム上の台に相当し、椅子を置ける環境ならばどこでも作業できるため、オフィスレイアウトがもっと自由になると思います。
 
 
   No84 「立つ携帯」  
   
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田崎剛宏/茨城県守谷市
使用ツール:SOFTIMAGE|XSI、Maxwell Render、AMD Athlon 64 X2 Dual、3GHzメモリ、NVIDIA GeForce 7800 GT

○携帯電話は基本的に立方体ですが、本当に他の形では駄目なのでしょうか?という疑問から思いついた形です。
 
 
   No85 「新しいサランラップ『ラインラップ』」  
   
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榊原伸一/愛知県豊川市

○サランラップは台所用品として頻繁に使うモノ。調理中に使用したり、作り置く料理を一時的に密封したりなど、毎日料理をする上で欠かせないモノである。その利便性は高いが、ラップ自体が透明であり、筒に巻かれているため、ラップの残量が非情に分かりにくい。またサランラップの必要性は高いが、個々が認識する重要性はそれほど高くないため、使い切ってしまい困ったこともあるだろう。今回の提案は、そんな小さなミスを防ぐ新しいサランラップ。ラップとしての機能は保持し、使用残量を視覚化させる。これでもう突然終わってしまうサランラップに困ることはない。
解説
 
 
   No86 「trace measure」  
   
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青柳裕之/神奈川県相模原市

○「なぞる」メジャー。通常の、両手で本体とテープを引っ張って対象物を計る方法以外に、片手で本体を対象物に当て修正テープを使う時の要領でなぞるようにしてテープを出し、そのまま目盛りを読み取ることができます。
メジャーのツメを引っ掛けるところがない平らなモノ、または曲線なども計れます。計り終わったら赤いボタンでテープを戻すことができます。
 
 
   No87 「CHAMELEON」  
   
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西田拓矢/長野県木曽郡
使用ツール:Rhinoceros

○コンピュータの使用頻度が高まる中で、紙は重要な文面などに使用する頻度が高まっていくといえる。しかし、これらの紙をまとめるにはホッチキスやクリップなどあるが、紙に穴を開けることや、クリップの跡が残るという欠点を持っている。
「カメレオン」は両端に付けたマグネットにより紙を挟み込むというものである。マグネットは紙との接地面が広く穴やへこみがつかず書類をまとめることができ、マグネットの力によって紙を挟んだ状態でホワイトボードなどのスチール面に片手で取り付け取り外しが可能である。また、薄い形態が他のものに重ねやすくする。
テーマとなる炭素はすべての生命体において構成材料となる重要な存在であるが、炭素という存在は普段の意識の中ではなく、無意識に当然として存在しているものといえる。普段日常では意識されないながら、必要不可欠な存在である炭素のように「カメレオン」は周りに跡を残さずうまく同化する重要な存在となるだろう。

 
 
   No88 「CDW」  
   
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武内誠也/神奈川県相模原市
使用ツール:手描きスケッチ、Illustorator

○最近の腕時計には私たちに時間を伝えることのみではなく、その伝達の仕方にとてもユニークなものが出てきた。そこで今回、アイデアを出すときにおける方法の1つである「逆転の発想」を時計に取り入れてみた。
通常わたしたちの身の回りにある時計は午前0時から1,2,3…と加算されていき午後24時となり一日が終わる。これを逆転させ24時から0時へと“時間の逆行”、つまりカウントダウン式(秒数も左回りに光が消えていく)とすることで今までにない斬新な、それでいてユニークな時計へと変貌させた。
 
 
  No89 「Free Angle Projector  
   
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水戸公哉/神奈川県川崎市
使用ツール:Illustrator、Photoshop、Rhinoceros、SolidWorks、PowerMachintosh G5、HP WorkStation

○映像を投影表示するプロジェクターが、壁、天井、テーブルの上など部屋中のすべてをスクリーンとしてしまうライフスタイルと機器の提案です。
この「Free Angle Projector」は部屋中のあらゆる場所に映像を投影できる構造となっており、ユーザーが好きな場所に映像を映して観るという使い方の他、機器が自動的に動作することによって、部屋の中を飛行機がグルグル飛んでみせるといった空間演出も可能です。
 
 
   No90 「PILE」  
   
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岡本雄一朗/京都府京都市
使用ツール:SolidWorks 2007

○積み重ねて使えるごみ箱です。重ねても下のごみ箱が使え、重なることにより上下が合致しごみ箱の捨て口になるようにデザインしました。自分が必要な分だけ積み重ねて使え、なおかつ重ねるので場所を取りません。
全体
 
 
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