product design WEB Design Competition 2008  
pdWEBデザインコンペ2008明日のカタチ、生きたカタチを求めてロゴ
エントリー作品ファイル
リード
 ※作品に興味を持たれた方や企業は編集部までご連絡ください。編集部より応募者に連絡いたします。
 
 
 ●エントリー作品No51−70    1−17 18−30 31−50 51−70 71−90 91−110 111−119

   No51 「DITCH Dining Table」  
   
Photo
 
   
丸島 潤/神奈川県川崎市
使用ツール:Form-Z、VectorWorks、Illustrator、Mac OS X
ホームページ:http://www.junmarushima.net/

○「DITCH」は天板の一部がV字型に折れ曲がったダイニングテーブル。読み途中の文庫本や新書本を立てかけてもよいですし、インスピレーションの湧く写真集やブックレットを置いておき、食後のちょっとした時間に開いたり。話のネタが広がり、食卓の会話も弾むかも。開いた雑誌やハードカバーの本を置けば、きちんと開いたままステイするので、ひとりご飯をしながらぱらぱらとページをめくるのも楽しそうです。またショップなど、よりパブリックな空間でも新しいスタイルをもった使い方があるかもしれません。
テーブルにおける行為の幅を広げ、より生活を楽しむために。そんな想いから、この「DITCH Dining Table」を提案します。シンプルかつ機能的でありながら、見る人、使う人に新しい「!」を感じてもらえるデザイン。木の質感を生かしつつ、シャープな造形と収まりとすることで、この家具が誘発する新しい生活像がイメージされやすいと考えます。ナラ材の天板(30mm厚、ナチュラル仕上げ)をスチールフレームで支持する構造を想定します。V字型の窪みは、雑誌、新聞、文庫本などがきれいに収まる寸法体系としました。
図面
 
 
   No52 「Chokon.」  
   
Photo
 
   
太田 樹/滋賀県彦根市
使用ツール:Illustrator CS

○食事中に一度手を止めたとき、スプーンの置き場に困ったことはありませんか? テーブルやランチマットに直に置くのは抵抗があるし、かといってお皿にもたれかけたり突っ込むのもなんだか…。
よく考えてみると、世の中には箸置きはあるのにスプーン置きはありません。テーブルの上でのスプーンの居場所は今まで顧みられることがなかったのかもしれません。
そんなスプーンは、居場所を自ら見つけ自立すべく足を手に入れました。「Chokon.」は座らせることで自立するスプーンです。機能性だけでなく、ユーモアのあるその外見でいつもの食事を和ませる存在になるでしょう。食卓にちょこんと座って使われるのを待つ可愛い道具です。
 
 
   No53 「舞踏会」  
   
Photo
 
   
佐藤嘉彦/埼玉県川口市

○これはレンジの中に入れると、まるで舞踏会の1シーンのように見えるティーカップです。「レンジの中で温めるとき、クルクル回るカップ」に着目しました。電磁レンジのオレンジの光がまた、雰囲気を作ります。

 
 
   No54 「世界地図」  
   
Photo
 
   
佐藤嘉彦/埼玉県川口市

○これは世界地図のプリントをした布団のシーツです。
小さい頃、おねしょをすると「アラ、また世界地図を作って!」としかられました。あの例え方が、幼心にいいなと思っていました。

 
 
   No55 「ユビペン/ユビケシ」  
   
Photo
 
   
佐藤嘉彦/埼玉県川口市

○1.ユビを文具化する:これは指でギターを引くときに使うフィンガーピックのように、指にはめるタイプの鉛筆とケシゴムです。指でなぞるように書いたり消したりできるので、普通の鉛筆やケシゴムとはひと味違った、より直感的な使用感が期待できます。
2.「書く/消す」の連携が速い:使用方法は親指にユビケシを、人差し指にユビペンをはめることを想定しています。この2本の指でなぞるだけなので、書いて消すという動作が非常に速くできるというメリットがあります。
3.出先のメモやスケッチに:電車や外を歩いていてメモをするとき、ペンやケシゴムの出し入れや、持つという行為は面倒くさいものです。ユビペン/ユビケシは、そういう場面でも楽に書けるというメリットもあります。
4.シリーズ展開:今回の提案は鉛筆とケシゴムですが、マーカータイプ、油性ペンタイプなど、さまざまなシリーズ展開も考えられます。
 
 
  No56 「KOTARU−和室に合わないこたつ  
   
Photo
 
   
北川直平/埼玉県和光市
使用ツール:Illustrator CS3、Shade 10/Macintosh

○コタツはみんなで囲んであったかくなるという、イメージしただけでも幸せになれるすばらしい機能を持っています。しかし、置いた瞬間に生活感が急上昇してしまうのです。「暖房は苦手で、コタツは欲しいけど部屋のイメージが…」という人のために考えた新しいコタツの提案です。
 
 
   No57 「source」  
   
Photo
 
   
南 政宏/滋賀県彦根市
使用ツール:CINEMA 4D/iMac G5

○日本は水の恩恵に恵まれ、水に不自由してきませんでした。しかし、水があるというのはとてもありがたいことです。ここではボウルの中央の球体(スフィア)を回すと、そこの小さな穴から水がしみ出して受け皿(ボウル)に溜まり、注ぎ口より注がれる。そんなストーリーのある水洗器具です。
手が触れる部分は常に水が流れ清潔に保たれます。球体を回した瞬間に手にダイレクトに伝わる水の鼓動はとても感動的な出来事です。水の初源的な発生をデザインリソースとしました。
図面(アニメーション)
 
 
   No58 「cobaco」  
   
Photo
 
   
南 政宏/滋賀県彦根市
使用ツール:CINEMA 4D/iMac G5

○手のひらにおさまる漆塗りの小さな箱。大切なものを入れておくための特別な箱です。漆の良さを知るには手で触れることです。手で触りたくなる大きさと形の小さな箱です。漆と金箔の質感が幾何学的な形体によって際立ちます。端整でシンプルな形に、何かの想いを重ね合わせて大切な人に贈ってもいいでしょう。
フタをあける
 
 
   No59 「edge」  
   
Photo
 
   
南 政宏/滋賀県彦根市
使用ツール:CINEMA 4D、iMac G5

○私の父はとても厳しく、子供の頃、鉛筆はすべてナイフで削らされました。来る日も来る日もナイフで鉛筆を削ったのを覚えています。
今の子供はナイフで鉛筆を削るのでしょうか? 削らないでしょう。そんな必要もないし、危険だという声も聞こえてきそうです。私の小学生当時は一人でした。
明日使う鉛筆を削る。こんな1本のナイフで。
 
 
   No60 「エム-pax01」  
   
Photo
 
   
星野勝之/埼玉県入間市
使用ツール:Shade、Photoshop
ホームページ:http://www.geocities.jp/mbnippon

○携帯型プレーヤーで音楽を聴くのが主流となった今、もう一度部屋で心地良く音楽を聴くためのミニコンポのデザイン。
今までの重たく存在感のある見た目ではなく、メディア挿入部、スイッチ等を表面デザインと同化させ「美しくそこにある」を目指したもの。
CDトレイをオープン
 
 
   No61 「エム-pax02」  
   
Photo
 
   
星野勝之/埼玉県入間市
使用ツール:Shade、Photoshop
ホームページ:http://www.geocities.jp/mbnippon

○携帯型プレーヤーで音楽を聴くのが主流となった今、もう一度部屋で心地良く音楽を聴くためのミニコンポのデザイン。
本体をUの字型にして中央部に大きな空間をつくることによって圧迫感を減らし、スピーカーをスピーカーらしい形にすることで凛とした印象を与える。
CDの挿入口のアップ
 
 
   No62 「デイAndデイ」  
   
Photo
 
   
星野勝之/埼玉県入間市
使用ツール:Shade、Photoshop
ホームページ:http://www.geocities.jp/mbnippon

○「限りある今日と必ずやってくる明日」をシンプルに示したイメージ時計。
24の発光する輪が1時間ごとに1輪ずつ消えてゆき、24時間ですべて消え、そしてまた全発光と繰り返していく。
壁に掛ける
 
 
   No63 「WATAGE」  
   
Photo
 
   
西村加奈/大阪府豊中市

○綿毛をモチーフにしたペーパーウエイト。重たさを感じさせず使わないときにも机の上で凛とした存在感を放つ。風に吹かれて今にも飛んでいきそうだが下ではしっかりと紙を押さえている。
綿毛をモチーフにすることで紙の上にそっと着地させ、ふっと息を吹きかけたくさせ、ユーザーを楽しませる。
 
 
   No64 「TOMARIGI」  
   
Photo
 
   
西村加奈/大阪府豊中市

○枝をモチーフにしたクリップホルダー。
枝に何かを引っ掛けるようにアクセサリーや小物を吊るす。また、中に仕込まれた磁石によりクリップを付けられ、思い思いに枝を成長させることができる。底に付けられた磁石により、金属の上に直接立たせることもできる。
 
 
   No65 「TERUBO」  
   
Photo
 
   
西村加奈/大阪府豊中市

○雨の日にてるてる坊主をぶら下げるように棒にぶら下げて楽しむ照明。布が垂れ下がった形をモチーフにし、柔らかい光を放ち、宙を漂うように光る。傘がスイッチになっており、上にすると照明は消え、下にすると照明がつき、違う形で見る人を楽しませる。

 
 
   No66 「FREE HUNGER」  
  Photo    
石井聖己/京都府相楽郡
使用ツール:Rhinoceros、CINAMA 4D

○一般的なハンガーの持つ指向性をなくし、バリアフリーの概念を取り入れたハンガーです。上部にマグネットが付いており、金属部のバーなどにくっ付けて使います。
小さい子どもたちや、車椅子に乗っておられる方など、少しフックが高いとハンガーはとても使いづらいですが、「FREE HUNGER」は容易に手元に引き寄せ、そして戻すことができます。
フォルムは滑らかな曲線で構成され、素材のステンレスの良さをいかに見せるかを追求しました。
使用例
 
 
   No67 「joint tap」  
   
Photo
 
   
石井聖己/京都府相楽郡
使用ツール:Rhinoceros、CINAMA 4D

○延長コードでタップが足らず、さらにタコアシを付けて電源コード周辺が醜くなっているという状況を踏まえてこのコンセントタップを提案します。これは必要な数のタップだけジョイントできます。
また、接続部はマグネットを使用することにより、電源コードにつまづいたりしてもその衝撃でマグネットが外れ、安全性も確保されます。
構造
 
 
   No68 「くらげ鉢」  
   
Photo
 
   
石井聖己/京都府相楽郡
使用ツール:Rhinoceros、CINAMA 4D

○くらげはストロビラ幼生という幼少時代を経て生体になります。その姿はまるで家族や兄弟が寄り添っているようです。その家族を象徴しているかのような姿を食卓に用いて、家族の絆を表わしました。
鉢の裏を中心にデザインし、スタッキングするとストロビラ幼生のような姿になります。一家団らんの場にふさわしい鉢をデザインしました。
アップ
 
 
  No69 「アナクロ  
   
Photo
 
   
澤村一成/愛知県名古屋市

○このアラームは、横にしたままだと永遠に鳴り続ける。ジリリリリリ。止めるためにはアラームを地面に対して縦にしなければならない。「やっと止まった。さて起きよ…ムニャムニャ」よくある光景。二度寝すると腕の力が抜け、アラームは当然横になる。またジリリリリリ。スヌーズを止めるためにはアラームを縦に持ち、そのまま垂直に10回振らなければならない。「仕方ない。起きるか」。
絶対に起きたい朝。そこに『寝坊』なんてアナクロなリスクはいらない。
 
 
   No70 「DANDAN」  
   
Photo
 
   
南條智世/兵庫県三田市
使用ツール:Rhinoceros

○オブジェのようなアクセサリーBOX。常にごちゃごちゃしがちなアクセサリー周りをうまく収納しつつ、見せる。引き出しがひとつひとつ回転するようになっており、自分の好きな形のアクセサリーボックスにすることができる。
全体  変形
 
 
   CLOSE