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すべてはスケッチから始まります。
ほとんどのモノは、まずはじめにデザイナーの手描きのスケッチによってこの世にカタチを授かります。
そして優れたスケッチは、その手描きのシンプルな線の中にすべてを内包しています。
すべてとは、
ユーザーニーズ、素材、機構、金型、美しさ…などです。
モノ作りにおいて、デザイナーに要求されることはとても大きい。pdweb.jpでは、デザイナーがスケッチを描く上で必要な情報を、さまざまな視点から提供していきたいと考えています。
皆さんにご活用いただければ幸いです。
2007年9月1日
pdweb.jp編集長
森屋義男
pdweb.jpに期待します!
pdweb.jp(Product Design WEB)の創刊に寄せて(五十音順)
●「一般の人にデザインを知ってもらう」ためのメディアはどんどん増えていますが、「デザイナーがデザイナーに哲学と技術を伝える」メディアは見当たりません。ぽっかり空いたその部分にスポットライトを当てたpdweb.jpはとても貴重な存在になると思います。
そしてパソコンのモニターに向かって作業する時間の長いプロダクトデザイナーにとって、同じモニター上でいつでも情報を得られるpdweb.jpはとても心強い良きパートナーとして機能するでしょう。
秋田道夫
●pdweb.jp創刊おめでとうございます。世界のプロダクトデザイン情報に加え、プロダクトデザインに関わる人、素材、モノ作り、販売、地球環境問題、経済など、幅広い分野の生きた情報が提供されることを期待しています。
今、刻々と変化するトレンドから新製品開発の手がかりをつかむために、多くの企業やデザイナーは、購買者や生活者の生活に目を向け、意見を分析することで、ニーズをつかもうとしています。また「より楽しく、より幸せに、より快適に」といった良いストレスを感じるための生活研究と技術開発に力を注いでいます。
新製品開発は、生活者の基本欲求を満たし、実現できる技術が伴うことはもちろんのこと、「未来を能動的に、自らの生活を創造し、設計する」という強い意識が必要となります。私自身、「人間とモノとの共存の在り方」を基本概念に、人類の平和と幸福のために貢献しなければ、と思う次第です。
多くの読者に、プロダクトデザイナー、モデラー、製造現場などモノ作りに携わる人の息づかい、商品のバックグランドが伝わることで、モノの価値化を生み、感動の再発見ができることでしょう。モノの大切さやモノに込められた想いが蓄積され、pdweb.jpから新しいムーブが起きることを期待しています。末永く、人と社会のために活動されることをお祈りいたします。
飯田吉秋
●pdweb.jpの創刊おめでとうございます。素晴らしいデザインは私たちの生活の質を高め、豊かな気持ちにしてくれます。pdweb.jpが私たちの生活をちょっと楽しくしてくれる素敵なデザインを増やし広めてくれる、そんな「場」になってくれることを期待しています。
岩壁清行((株)日本デザインエンジニアリング代表取締役社長)
●日本は貿易立国である。日本には伝統工芸に意匠が息づき、戦後は世界の技術とデザインを日本が支えてきた。今、デザインは新しい領域に向かおうとしている。このWebサイトから、もっとも新鮮なデザイン手法が発信されていくことを期待している。
川崎和男
●pdweb.jpの創刊おめでとうございます。プロダクトデザイン関係のメディアはそう多くはない中で、独自の視点での記事を期待しております!
塚本カナエ
●創刊、おめでとうございます。プロダクトデザイン界にすっと風が通った気がします。今後も「モノ作り」が大好きな日本の僕たちを、横断的に支えていってくださいね。
ムラタチアキ
●pdweb.jpの創刊おめでとうございます。
この世界に入り、今年で20年になります。共に学んだ仲間が今ではクリエイターとして世界の一線に立っています。私はここ数年マネジメントとして、この世界に挑戦をしています。それはクリエイターがフルスイングできる状態、全力を出せる状態を作ることも、クリエイティブに貢献できると考えているからです。
pdweb.jpでは、ぜひこうした立場にいらっしゃる方々を取り上げていただきたいと切望します。デザインが姿・色・形だけで終わらなくなって久しい今日、それにたずさわる人たちも変わる必要があると思うからです。
ブランド、コスト、経営、生産技術、戦略立案、デジタル技術、コミュニケーション技術、こうした面からも優れたデザインが生まれてくる過程があることを、ぜひ紹介してください。
山下健介((株)クリート代表取締役社長)
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