┏…・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・…┓ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 　　　　　 pdwebメールマガジン第81号・・・2016/12/22 　　　　 　編集制作：pdweb.jp編集部　http://pdweb.jp ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ┗…・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・…┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ● pdwebメールマガジン第81号　目次 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ●リレーコラム：若手デザイナーの眼差し 第57回：山口幸宏／Studio-Y2 ●編集長のミニコラム 「デザインにおける個性の割合？」 ●編集後記 ////////////////////////////////////////////////////////////////////// ●リレーコラム：若手デザイナーの眼差し 第57回：山口幸宏／Studio-Y2 はじめまして「Studio-Y2」の山口幸宏と申します。設立して3年目になります。 今回はこのような機会をいただけたことに感謝して執筆させていただきます。 家具のデザインをメインに各種プロダクトのデザイン開発を行っています。 「人と物と心に沿う」デザインをキーコンセプトとしています。 元々はオフィス家具メーカーに勤務しスチールデスクやミーティングテーブル、 収納庫などの開発、営業に携わっていましたが、並行してデザイン活動を行っ ていました。そして2011年の「IFDA 国際家具デザインコンペティション旭川」 での入選をきっかけに会社を退職し、イタリアへの留学をしたのちに2014年に 帰国し、独立をいたしました。 〇作品＝分身 設立して3年になりますが、最初の1年は特別大きな仕事があるはずもなく、毎 月貯金がなくなりながら細々といただいた仕事（デザインに関係のないことも 含む）をしていましたが、常に食べていけるのか不安でした（現在もですが …）。 名もない自分に必要なのはとにかく自身のデザインを発表する場と人脈を広げ ることが重要と考え、その年に行われたIFFTインテリアライフスタイル展の TALENTSブースへの出展を行いました。 そこで自身の作品を発表することで、いろいろなメーカーの方や工場の方と知 り合うことができ、そのご縁から徐々に仕事をいただけることも増えました。 また、人脈を広げるツールとしても作品は重要で、言うなれば自分の分身であ り営業のためのツールとして、今でも非常に有効に使える大切なものになって います。ただし、作品も生モノなので毎年更新していくことが重要と考えてい ます。 来年のミラノサローネサテリテ2017に出展することが決まり、現在その作品作 りに鋭意取り組んでいるところです。 〇これまでのモノ 現在までに発表しています仕事の紹介をしたいと思います。 「Fita」 http://kagu.plus.co.jp/product/pl_fita.html オフィス家具メーカーのプラスファニチャーカンパニーより、来年発売となる オフィスチェアです。従来の背だけが倒れるロッキングとは異なる、背と座が 連動して動く「シートスライドロッキング」を搭載したメッシュチェアです。 リボンの帯から連想した柔らかな曲面のシェルは見る角度によって滑らかな陰 影を落とし、オフィス空間にしなやかな動きを与えます。 「Neuman」 http://neuman.yudo.jp/ タッチパネルインターフェイスを搭載したキーボードの初期アドバンスモデル の筐体デザインを担当しました。従来の調整つまみのたくさん付いたキーボー ドから一線を画す、大型タッチパネルによる直感的インターフェィス、さらに ヘッドフォンジャックや電源コードに至るすべてをBluetooth接続によるジャ ックレス化したキーボードです。筐体デザインはインターフェイスの面白さを 見せるため極力ミニマムに円と直線のみを使って構成しました。 「shaft-jewelry」 http://www.design-y2.com/shaft-jewelry 三和クリエイション株式会社の持つ超精密ピン・シャフト加工技術で、ミクロ ン単位の加工と精度の高いジョイントを施したプロダクトライクなジュエリー シリーズです。さまざまな金属にジョイント用のネジ切り加工を施し組み合わ せが可能なピアスになっています。 「HAKO」 http://www.design-y2.com/about-1 2011国際家具デザインコンペティション旭川での受賞をきっかけに旭川の家具 工場、いさみやより発売されたユニット型シェルフです。大きな外箱の中に5 パターンの大きさの内箱を自由に収められるデザインです。内箱はそれぞれ単 体でも独立して使える強度があり、角Rの処理など旭川の工場の技術をふんだ んに使用したアイテムになっています。 そのほか、家具、プロダクト、空間とさまざまな分野のデザインに対してアプ ローチを行っていますので、詳細はホームページをご覧いただければ幸甚です。 最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。 Studio-Y2 山口幸宏 http://www.design-y2.com/ ////////////////////////////////////////////////////////////////////// ●編集長のミニコラム 「デザインにおける個性の割合？」 今年ラストのメルマガです。今年も12人、若手デザイナーの皆さんのコラムを 掲載してきました。デザイナーの皆さんに1人ひとりにそれぞれのバックグラ ウンドがあり、独自の目線があります。 例えばデジタルカメラ、あるいはイス。ユーザビリティの観点から、誰がデザ インしても基本的な形状が大きく変わることがないと思いますが、最終的な製 品はバリエーションに富んでいます。感覚的な数字なので根拠はまったくあり ませんが、カタチを構成する要素は、80％の普遍性と20％の個性といったとこ ろでしょうか？　ユーザーは、それぞれの20％の部分に共鳴できる価値を見出 して、選んでいるのかもしれません。 20％の個性は単なる差別化ではなく、時として時代を貫きます。製品には100 ％イノベーティブなモノも時折登場しますが、多くは20％の個性＝革新によっ て少しずつ進化している気もします。 森屋義男／pdweb.jp編集長 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■○■pdwebメールマガジンでは広告のご利用をお待ちしています。■○■ イベント／セミナーの告知や集客、新製品のご案内に。臨時増刊もあります。 ■○■お問い合わせはinfo@pdweb.jpまで。料金：1行6,000円〜。　■○■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ////////////////////////////////////////////////////////////////////// ●編集後記 今年もあとわずか。ネットで今年の主なニュース一覧を眺めてみました。熊本 の地震、台風10号の被害などありましたが、世相的には「ゲス」で始まり「逃 げ恥」で終わる、ある意味平和な1年だったかもしれません。 来年はアメリカの大統領がトランプ氏になり、それによる国際状況の変化も注 視したいですが、穏やかでクリエイティブな日々を過ごせればと思います。（M） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■取材・執筆・DTPデザイン・印刷物納品を行います！　カラーズ（有） ■企業のユーザー事例、パンフレット、Webコンテンツなどの制作を行います。 ■お問い合わせはinfo@pdweb.jpまで。お待ちしています。■■■■■■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ pdwebメールマガジンNo.81　2016年12月22日発行 3,000部配信 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 　 pdwebメールマガジン登録変更および解除のご案内 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※このメールに返信はできません。配信アドレスの変更や停止を希望される 方は、pdweb.jpのトップページ右側の登録フォームにて操作をお願いいたし ます。　http://pdweb.jp ┏…・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・…┓ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 　　編集・制作：pdweb.jp編集部 　　〒151-0071　東京都渋谷区本町1-20-2-909　カラーズ有限会社 　　お問合せ先　info@pdweb.jp 　　Copyright(C) Colors.,LTD. All Rights Reserved ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ┗…・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・…┛