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コラム

坂井直樹のデザイン色眼鏡

第23回:削り屑が目を見張るほど美しい造形
三澤 遥デザインの「紙の花」


坂井直樹さんのコラム「デザイン色眼鏡」では、コンセプター坂井直樹さんに、モノをメインにデザインを取り巻く状況を語っていただきます。

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[プロフィール]
坂井直樹:コンセプター。株式会社ウォーターデザイン代表取締役。1947年京都生まれ。19歳で渡米し、サンフランシスコで「Tatoo T-shirts」が大ヒット。帰国しテキスタイルデザイナーとして活躍した後、80年年代後半に「Be-1」(日産自動車)や「O-product」(オリンパス)のコンセプトを手掛け脚光を浴びる。その後もau design projectで数々の先進的な携帯電話のデザインをプロデュースするなど、コンセプトからデザインまで革新的なビジネスをクリエイティブしている。


●積層された紙に着目

「鉛筆削りで鉛筆を削ったとき、削り屑が目を見張るほど美しい造形になったことがあります。紙の積層の魅力を生かせば、そのとき感じたはっとする感動を、より凝縮して再現できるのではと考えました」と語る三澤遥。

そうだった小さい頃鉛筆削りで削った記憶が甦った。昨日の「刺激スイッチ」(https://synapse.am/contents/monthly/Serendipity)で使われていたセレンディピティー(ふとした偶然をきっかけにひらめきを得て、幸運を掴み取る能力)という言葉を思い出した。

「竹尾 PAPER SHOW 2014」で発表された作品、三澤遥デザインの「紙の花」。色のグラデーションを竹尾の紙「ビオトープGA-FS」に刷って、芯に巻いて鉛筆状にし、鉛筆削りで削った美しい紙の花。直径約1.5~4センチ。削る時の力加減によって同じ花は二度と咲かない。

三澤遥はデザインオフィスnendoを経て、09年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。14年7月より三澤デザイン研究室として活動開始。なるほどnendoと原デザイン研究所とは良い経験をされている。

http://misawa.ndc.co.jp/PAPER-FLOWER


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