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コラム

坂井直樹のデザイン色眼鏡

第8回:いよいよ4月24日発売の「Apple Watch」の本質とは?
「Apple Watch」は電話とは違う。

坂井直樹さんのコラム「デザイン色眼鏡」では、コンセプター坂井直樹さんに、モノをメインにデザインを取り巻く状況を語っていただきます。

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[プロフィール]
坂井直樹:コンセプター。株式会社ウォーターデザイン代表取締役。1947年京都生まれ。19歳で渡米し、サンフランシスコで「Tatoo T-shirts」が大ヒット。帰国しテキスタイルデザイナーとして活躍した後、80年年代後半に「Be-1」(日産自動車)や「O-product」(オリンパス)のコンセプトを手掛け脚光を浴びる。その後もau design projectで数々の先進的な携帯電話のデザインをプロデュースするなど、コンセプトからデザインまで革新的なビジネスをクリエイティブしている。


●マーク・ニューソンとジョナサン・アイブ

Apple Watchのデザインはマークとジョナサンの協働だろう。そのジョナサン・アイヴの祖父はエンジニア、父親のマイケル・アイヴは銀細工の職人だった。

マークニューソンも確かジュエリーデザイン専攻のはずだ。スタートラインから彼らは多くの共通点を持っていた。

マーク・ニューソンがアイクポッド社(時計メーカー)を去ったのと前後して、ニューソンとアイブのコラボがスタートしており、接触している間にはマーク・ニューソンがアイクポッド社でやろうとしてかなわなかった未来の時計の夢なども語られていたに違いない。ついにマークはアップル・デザインチームのシニア・ヴァイス・プレジデントとして参加した。

全34モデルが用意されるApple Watchのデザインは、エレガントでラグジュアリーなものから、鮮やかなカラーのスポーツタイプまで、無数のバリエーションがそろっている。

素材としても、これまでiPodやiPhoneなどで使い慣れてきたアルミやステンレスメタルに加え、標準的な金に対して2倍の硬度を持つ18Kの金に取り組むなどの新しいチャレンジがあったが、それだけではない。


●ファッション企業として歩み始めるアップル

アップルは、Apple Watchから製品の広報や宣伝の仕方も大きく変えた。テクノロジーやビジネス系の媒体以上にファッション系の媒体を優先して取材する機会を与え、広告も「VOGUE」などのファッション誌に先行掲載する戦略をとっている。

「Apple Watchは、電話とは違う。初めてiPhoneに取り組んだとき、われわれは当時使っていた携帯が嫌いでしょうがなかった。でもわれわれ全員、腕時計が大好きだ。現在存在していて、尊敬しているものに取り組んでいる」とジョナサンの言葉は興味深い。つまり多くの魅力的なライバルがスイスの機械時計だと語り、今後ライバルになることを示唆している。

Apple Watchのデザインは、エレガントでラグジュアリーなものから鮮やかなカラーのスポーツタイプまで、無数のヴァリエーションがそろっている。ついにアップルのファッション企業としての顔を見せ始めた。

 

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多彩なデザインのApple Watch

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2倍の硬さを誇る18Kのタイプも登場

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ジョナサン・アイブ(左)とマーク・ニューソン

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筆者とマーク・ニューソン

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雑誌広告もファッショナブルな展開




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